実践されている方の声
椎間板ヘルニアの後遺症から開放された
府中中河原 飯岡節子
体操を始めて八年目になろうとしております。三十三歳の時、椎間板ヘルニアの手術をした後遺症で、左足の血管が詰まり、歳月と共に骨盤まで進行してしまいましたが、中河原教室と週二回の稽古に通う様になった頃から自分でも信じられぬ程の効果が出てきたのです。体力の回復と共に何年来出来なかった正座が出来る様になり、長時間でも平気で耐えれる様になりました。体操との出会いがなかったら現在の自分もなかったと思っております。

慢性の肩こり、頭痛、更年期障害を柔らげた
秋津 浅野立子
自彊術と出会って、早や十年が来ようとしています。私は、慢性の肩こりがあり、肩がこると吐き気や頭痛がし、又、更年期にさしかかっていたため動悸やめまいも時々して、すぐに疲れて寝込んでいましたから、健康には自信がありませんでした。それに本態性の高血圧症もありました。身体は固く、初めの内は体操をやった後はだるくて少し休まないと動けませんでした。少しずつ努力して今では毎日一回は必ず行なうように心がけています。そのおかげで多少肩こりはありますが、以前の様に酷くしないですみます。頭痛も取れ風邪も引かない様になりました。

難病リュウマチよ、さようなら
あじさい 門脇孝子

私は十文字体操を窮極の医術と思いました。他力でなく自力で出来る、こんな素晴らしいものがこの世にあった事に驚嘆致しました。60歳になる迄病知らずの私が、風邪が原因でリュウマチになり、身体中に激痛が走り夜も眠れない日が続きました。そんな折、娘の友人から「免疫力を増す体操をしませんか」との朗報に早速サークルに行き一回目で足の腫れが引き、二回目にはどうしてもできなかった正座がすっと出来ました。回を重ねる度に身体の調子はどんどん良くなり、若い頃から弱かった胃腸がこの頃とても良くなりました。体操を行うと体の痛みも消えて夜も良く眠れ、本当に嬉しいです。


体力がついているので、病気の回復が早かった
準講師 斎藤可南子
教室開設以来6年間ずっと続けてきましたが、体操をしていて本当に良かったと感じたのはつい最近のことです。一昨年急に体調が悪くなり、お腹を25センチ切り、卵巣と子宮を全摘、リンパ節を切除という手術をしました。体操の成果を感じたのは手術直後からでした。筋力が他の患者さんより有るため、ベッドの寝起きも腹筋を使わず腕の力だけでできたのです。先生や看護婦さんがびっくりするくらい回復が速かったのです。これも体操をしていたお陰と確信しています。

治ったくび
昭島多摩スポーツ 原ミエ子
頚が痛くて回らない。それは三年前の朝の事でした。ソファを枕に高くして寝転がっていたらこの有様です。自動車のバックの時はもう大変!。身体ごと一度向きを整えてそれからバックオーライ!。痛いけれど、病院には行きたくありません。そうだ、自彊術をもう一度やってみよう。十二年前に一緒に入った友人はずっと続けていますが、図々しくも七年ぶりに再入会させて頂き、体操を続けて一年後の或る日、頚の回りの痛みがなくなっているのです。

リュウマチと診断されたが
講師 高橋一穂
私は、酷いギックリ腰でなやんでいたので、お友達に誘われ入会しました。一年位で腰の方は大分良くなったのですが、以前から体のあちこちが痛く、年に何度か高熱が出たり手足の関節が痛みしびれたり、物を持っても落としてしまう状態が続いておりました。そんな時、主人から人間ドックを勧められ受けた所、リュウマチと診断されました。四ヵ月入院・静養と診断され酷く驚きました。家庭のことを思うと入院など出来る状況ではなく、体操も辞めようと思いましたが、体操をやっていくうちに先生の「無理をしないでね」の優しい言葉と共に心の中でいつの間にか、「痛いものには痛く」と自分に云い聞かせてやるようになり、どんな病気もストレスから来る事も知りました。体が良くなるにつれ、物の考え方や見方も違って来ました。私は体操と沢山のお友達に出会えた事に、人生の素晴らしい充実感を感じています。

「一生元気」を目指して
スイトピー 笹崎勝子
私は元気だけが取柄だったはずが、仕事による長い間の酷使の為か、成人病の悪化で、両目の手術や二年前には消化器の手術と、何時の間にか病気と縁の切れない体に成っていました。ところが洋式の楽な生活を続けていたせいで、正座がまったく出来なかったのです。それから何回目かに「きちんと正座ができてますね」と先生の声を掛けて戴き、本当にうれしく頑張って良かった、と思いました。もし自彊術に出会わなかったら、私は一生正座が出来ないままだった事でしょう。何か今迄に無いパワーを感じ、自彊術の奥深さは計り知れないものが有ると実感しています。

自彊術は転ばぬ先の杖
もくれん 松本悦子
自彊術を始めて、七年目になりますが、友人に「顔色が悪いよ、一度病院に行きなさい」と云われたのがきっかけで、精密検査を受けた所、「胃がん」を告知されました。それ程の驚きもなく、又自彊術のお陰で体力に自信もありましたので、何の不安感もありませんでした。六時間に及ぶ大手術で、胃をほとんど(5分の4)取ってしまいましたが、術後も、順調で三日目より歩くことを開始、一週間目から自彊術を少しずつ出来るだけ始めていきました。今では一人前に食べられる様になり、体力もついて来た様に思われます。六ヵ月を過ぎた頃より、教室にも通える様になり、今日に至ります。

呼吸法で回復も早く
花水木 増井梅子
交通事故にあい、骨盤骨折、右第8、9肋骨骨折、右脛骨高原骨折、内腸骨動脈損傷と、入院四ヵ月を余儀なくされました。危篤状態(後から家族に聞く)と云われた時に、松永先生の言葉を思い出し、呼吸法をやりとても息が楽になり救われました。それからは手が動く時は手を、片足だけでも動く所は少しずつ動かし、リハビリの時は、松永先生の曲げる時は息を吐く、を実行し、他の人達よりも早く膝が曲がった様です。交流会や旅行にも参加でき感謝しています。これからも良き友として自彊術を一生、続けて行きたいと思います。

 
自彊術を始めて7年目の54歳男性
長座をすれば壁に寄りかからなければならないくらいの激しい腰痛があり、又西沢渓谷に行っての帰り、膝が痛くなり、人の肩を借りたり手すりに捕まったりして階段を上り、痛い足をかばいながら引きずるように帰ってきた時代があります。筋肉の衰えは、18歳の時、脊椎分離症の手術をしたせいだと思い込んでいた。自彊術を始めて2年7ヵ月くらい経ち、堅くて動かなかった体がだんだん動くようになり、又少しずつ動作も理解出来てきました。普段の生活習慣と腰を大事にし過ぎたことが、体を堅くし、しだいに筋肉や筋力を衰えさせていた事に気がつき、以来自彊術を続けてきました。今では体力もつき南アルプスの山々から山頂の景色を楽しんでいます。
20年以上便秘に苦しんでいた女性、しかも常に薬に頼っていました。が自彊術を始めてからは薬を飲まなくても大丈夫になりました。
蓄膿症の初期と言われて耳鼻咽喉科に通っていた女性です。良くなったり悪くなったりと交互ですぐれない時期に自彊術を始めました。形を覚えてからは朝夕2回続け体調が良くなりました。
胃がんの手術後も順調で三日目より歩き始め、一週間目から自彊術を出来るところから始めました。少しずつ体力もつき生きる気力もでてきて無事一か月で退院出来ました。自彊術で体力を養っていたおかげです。
自彊術を始めてから15年が過ぎました。便秘がちだったのが、いつのまにか治った事。冬になると足の裏が割れて、血が出ていたのが7年経ったあたりから足の裏がきれいねといわれた事。これは末端まで血液の流れが行き渡ってる証拠。一番嬉しい事は体重が9kg減り、洋服も一サイズ小さくなった。以来8年体重も変わりなく大きな病気もせず、週3回の自彊術で毎日楽しく過ごしています。
身内に不幸があり気を使い、自律神経がおかしくなり又生理不順、更年期症状といろいろ体に異常が現れて困っていました。自彊術を紹介されて行っても見ているだけが精一杯でしたが、少しずつ体を動かしていくうち気分が晴れてきて、今では元気に過ごしています。
40年間の勤めを無事停年退職し、これから好きな事をと思っていたところ首、肩、腕が痛み、めまいもするようになり、病院を受診した。老化による頚椎変性症と診断され、首の牽引治療をしたが効果がなく、だんだん症状がひとくなってきました。良いといわれる病院五〜六ヶ所回りました。診断名はどこも同じでした。低周波、温熱療法、はり、民間療法と行いましたがいい効果はでません。痛みとストレスから胃潰瘍を併発したい変な毎日でした。医師から血行を良くして、痛みを和らげる方法として体操を勧められた時に、自彊術に出会い藁をも縋る気持ちで始めました。三ヵ月位経過したころから、だんだんと痛みが和らぎ、首の筋力を鍛え全身を動かす運動をする事で医師も驚くほどの回復振りだった。2年間の痛みと精神的苦痛から解放されてから7年が経った今毎日自彊術を続けています。
ひどい胃下垂が自彊術を始めて3年目に治っていました。骨盤の一番下まで下がっていた胃が3年目のレントゲンを撮った時には、骨盤の一番上の所まであがっていました。以来15年続けて、体は丈夫になるし、こころも健康になりました。
自彊術を始めて8年になる50歳の女性です。2年前の3月末にクモ膜下出血で、手術をしました。病気は突然きました。でも術後、医師も感心するほどの回復力でした。手を動かしたり、足を動かしたり、ベットの上で体を動かしました。3ヵ月で退院し、自宅でゆっくりと自彊術を始め、今はサークルで仲間たちと一緒に行ってます。自彊術を続けてきた事で、体力が付いていたし、体を動かす事が怖くなかった、など予後もいい状態にあると思います。時に手がしびれたり、むくんだりするけど、自彊術を続けながらやりたい事をしていきたい。